2016
01.29
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今日は、ジュニア野菜ソムリエ(の資格を持ち腐れている)のレポーターHより
突然、徒然に野菜の魅力を紹介したいと思います。
本日は・・・大根!!
皆さんが一般的にスーパーなどで見られるのは、青首大根が多いとおもいます。呼んで字のごとく「首が青い」です。
昔、野菜をマルシェとかで売ってたときによく言われたんです。
・・・そんな寂しいことを言わせないためにも、是非1本丸ごと使い切る方法をお伝えします。。!!
大根はいろんな食べ方が楽しめます!!
▲定番はおでんとか煮物だと思いますがそれ以外さらりとご紹介(*^^*)
★根っこ部分がもつ栄養:ビタミンC、カリウム、食物繊維・・・など。
さらに、大根には「消化を助けてくれる」酵素が含まれていて、
「胃もたれするわー」とか、そんなときに積極的に食べたいですね!
大根に含まれる消化酵素(ジアスターゼとか)は、炭水化物の消化をスムーズにし、
胃腸の働きをよくしてくれます。なんと胃腸薬に含まれる成分と同じなのだそうです。
ポイントは生で食べるとより消化酵素が活かされてGOOD!
でも、もちろん加熱してもいいこともあるんですよ!甘みがまして美味しいし!
1.なんてったって、お汁を吸わせて柔らかくしていっぱい食べやすくなる(食物繊維たっぷりとれますね!!)し、
2.そもそもローカロリーですから(約18 kcal/100g)、いっぱい食べて大根でおなか膨らませておけば食べすぎ予防にも。
※「加熱するとビタミンCとか消化酵素が壊れるから・・・」とか細かいこと気にしない方が良いです。美味しい食べ方見つけられたら(笑)
まず、前提に・・・4分の1(250g)くらいはおでんとか汁物にいれるとか、にしちゃいましょう。笑
夜におでんや大根のお味噌汁を作っておいて、翌日の朝もチンして食べる!
▲お味噌汁にたっぷり入れるなり。野菜をたっぷり入れる味噌汁は減塩対策にも★
青い(みどり)の理由は、その部分が土からでていて、日が当たっていたから青くなっているんですね。
上の方は、甘みがありまして生でも食べやすいので
サラダなんかにして、みずみずしくシャキッと甘みが楽しめると思います(*^^*)
真冬の大根は甘くて美味しいですから絶対におススメ!スティックにカットしてバーニャカウダで食べても美味しい!
下の細い方は、若干辛めになっています。すりおろしましょう。チャームポイントを活かしましょう。
おろすときに、大根の細胞が壊れて「イソチオシアネート」という消化酵素がいきいきとしてきます。
遠慮なく、思いっきりおろしましょう。これをお魚とか出汁巻きとかに添えましょう。
辛味が苦手でしたら、おろしてから15分以上置いておくと辛味がましになりますし、お好みで甘みが強い上の方を使ってもよいですね!
捨ててませんか?大根の葉っぱはビタミン豊富なのですよ・・・
当然ですが植物生理的に、根っこから葉へ養分は流れていきますから、葉っぱにもたくさん栄養分があるんですよね。
「でも、食べ方わかりません!」という方、是非クックパッド先生に聞いてみましょう(雑)。
脂溶性のビタミンAも豊富なので、炒めると効率よく吸収できて良いですよね!
注意ポイント!保存するときは「帰宅後速やかに、根っこと葉っぱの部分を切り離して」保存します!
野菜は漬けてしまえばいいんですよ・・・大好きなのは、浅漬けとピクルスです。。
煮ても生でも漬けても、まだ・・・大根を使い切れない!
そんな方におススメなのが、必殺「天日干し」
▲こちらは丸ごと干してますね。これを漬けてたくあんにしても・・
400gほしたら、たったの24gになります(水で15分ほど浸してもどしたら100g程度になるかと)
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HOW TO ”切干し大根”
1.ざくざく適当にきる
2.ザルを用意し、かぶらないように並べる
3.ベランダなどの雨が当たらないところに干す(湿気に当てるとカビちゃいます!)
4.カラッカラになったらOK(1ヶ月目安)
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干すとこんな良いことが!!
1.水分が飛んで軽くなる=食べきれる量に!なんなら1本丸ごと干してもよいと思います。笑
2.天日干しすることで、栄養がぎゅっと濃縮されます!カルシウムや食物繊維カリウムが何倍にもとりやすくなります!
3.保存がききます!
▲ちょびっとでも濃縮された栄養を取れることが嬉しい切干大根
「でも、干し大根作ったけど食べ方わかりません!」という方、是非クックパッ(以下略)
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以上、いかがでしたか?
これで「大根使い切れないから・・・」とか、そんなことはありませんね。
是非、冬が本当の旬!の大根をいろんな食べ方で楽しんでくださいね~(*^^*)
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