2015
12.24
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お正月の定番料理・・・「おせち」
実家帰らないし、家でもおせちたべないし、おせち関係ないわーと思う方もいるかもしれないですが
どうしてお正月にたべる?なんで2~3日おせちは続くのか?どうしてあの料理なの?
というベタな謎にせまりました。
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へ~、平安時代から・・・といえば、794(なくよ)うぐいす・・・だから
1000年以上も続く行事食だったのですね。
毎日家事にいそがしいお母さんたちが、せめてお正月の3日間ぐらいは料理をしなくてもいいように、
とお祝い(いわい)の意味もある保存(ほぞん)のきくお料理を作りました。
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そうだったのですね!そういえば、おせち料理って何食か続きますよね。
いい加減飽きるなーと思った方もいるでしょうが、お母さんたちを楽にさせるためだったのですね。納得。
さて、ではおせち料理の内容の意味にも注目してみましょう!!
ゆでたり、焼いたりすると、エビの背(せ)が丸くなるところから、
腰(こし)が曲がるまで健康で長生きできますように、という願いがこもっています。
きんとんは「金団」と書き、金の集まったもの、財宝(ざいほう)という意味です。
今年もゆたかな生活が送れますようにとの願いがこもっています。
ニシンの卵でニシンのことを「カド」というので、カドの子がなまって数の子になったといわれています。
数の子にはとてもたくさんの卵があるので、数多い子、つまりわが家が
これからも子どもがたくさん生まれて代々栄えますように、という意味があります。
豆はまめまめしいという意味。
家族みんなが今年も1年まめで元気にすごせますように、
働けますようにという願いがこもっています。
こぶ巻きの「こぶ」が「よろこぶ」と同じ音の言葉なので、おめでたいとされています。
おこさま大好き、だてまき・・!
だてまきはもともと長崎県でカステラかまぼこと言っていました。
江戸(えど)に伝わり、江戸っ子の気だてを表す伊達(だて)の意味と、
巻物(まきもの)の巻きがあわさってだてまきと言います。
昔は本のような読み物は巻き物になっていましたから、文化の発展(はってん)を表しているといわれています。
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他にも野菜の煮物や、田作り、かまぼこなどたくさん入っていますね。
また、地域によっては独自の御節料理もあるのではないでしょうか。
お節の共通点、それは
それぞれの食材や料理に、新しい年の発展や幸せの願いをこめて、お重に詰められているそうです^^
ちなみに、お重の理由も幸せが重なりますように・・・と言われているそうです^^
1000年以上続いてきた和食文化の紹介でした!
正月のお話のネタにしてみてください(*^^*)
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