援農隊の創設による夏秋トマト産地の新規就農者支援に向けた取り組み

JA福山市

JA福山市では農業塾を開催しており,一定の技術力を持つ人材を養成している。管内市町でも農業研修を実施している。 こうした人材を援農隊として組織することで,作業初日から円滑な作業が実施できる。技術が安定してない新規就農者の力強い支援にな ると期待できる。JA福山市管内にはぶどうやホウレンソウ等の園芸品目の産地もあり,労力確保を必要としている。農繁期はそれぞれ春,冬であり,産地を組み合わせることで長期の雇用を生み出す体制構築も検討できる。農業塾や農業研修では幅広い品目を扱うため,複数の産地への対応が可能と期待できる。
事業実施方針
・JA福山市は広島県内最大の夏秋トマト産地を擁している。現在,新規就農研修制度立ち上げにより,新規就農者の確保・育成に取り組みつつある。
・生業となる営農規模では,特に7~9月の収穫盛期(農繁期)に多くの雇用労力が必要となり,新規就農者にとって大きな課題の一つである。
・このため,援農隊を創設し,新規就農者の安定的な独立自営就農を支援する。
関連情報: 農水省ページ
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