広域・多品目を網羅する作業請負システムの構築

大分県農業労働力最適活用協議会

労働力のスキルアップ研修の実施、 労働力不足状況の調査・把握、労働力の確保に向けた募集活動の実施、農業サービス事業体(供給)と農家(需要)のマッチングを行います。
事業実施方針
大分県においては、農産物の生産・流通体制の整備や新たな担い手の確保・育成に取り組んできた。大規模経営体は自前の資本力により、雇用労力の確保を進めているが、規模拡大を目指す経営基盤の脆弱な経営体や新規参入者等は労力確保が困難となっている。さらに、園芸品目においては、雇用労力の不足が産地の維持や農業者の経営継続の障害になっている。現在、農業労働力支援の取組は限定的で、全農大分県本部を窓口にした民間の人材派遣会社や福祉事業所による一部の園芸品目の収穫等に限られている。具体的には、大分県特産果実のカボスの収穫作業において季節的に多くの労働力が必要なことから、カボス生産農家の要請に対応して、JAおおいたと全農大分県本部が人材派遣会社や福祉法人との労働力のマッチングを行ってきた。
今後、都市部など県内から広く労働力を募集し、生産現場の多様な労働力需要に対応すべくこれらのマッチングの取組を拡充する。また、複数の産地や品目の農作業を周年で組み合わせることにより、雇用労働力の効率的な確保・定着を図り、持続的な労働力確保の仕組みづくりを進める。これらにより、園芸品目の産地維持・発展を図るとともに、園芸生産者の経営継続に寄与する。
関連情報: 農水省ページ
ホームページ: ホームページ