労働力の確保・流動化による安定した強い農業の実現

西条市農業労働力確保戦略協議会

西条市では、これまで農産物の生産から加工・流通、販売までを地域内で繋ぎ、新たな付加価値を創出するという「総合6次産業化」の実現に向け、様々な施策を実施してきた。平成27年度に四国最大規模のカット野菜工場が稼働したことで加速度的に進展している。地域内では、カット野菜工場へ供給するための加工・業務用たまねぎ、並びに里芋の作付面積が年々拡大している状況にある。 たまねぎ 平成27年度:4ha(実績:5名)⇒平成31年度:50ha(推計:35名) 里芋 平成27年度:7ha(実績:0名)⇒平成31年度:20ha(推計:20名)しかし、担い手の高齢化、減少が進む中、今後、さらに面積拡大を進めていく上で、定植や収穫、出荷調製等の作業に係る労働力の不足が大きな課題となっている。そのような中、本センターを中心とし、労働力の確保・流動化を図ることで、安定的な労働力による強い生産体制を構築する。
事業実施方針
・「マーケットインの流れ」を構築する上で根幹となる加工・業務用野菜の産地づくりに重点を置き、定植、収穫、調製作業に係る労働力の確保並びに品目ごとに異なる農繁期・農閑期の労働力の流動化を図る。
・研修・講習等を通じ、オペレーターを確保する。
・ ICT等を活用し、効率的な作業体系の構築を目指す。
関連情報: 農水省ページ
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